v2の新機能

LitMotion v2では機能面で大幅な強化が行われました。ここではv2で追加された機能について紹介します。

v1からの移行についてはLitMotion v1から移行するを参照してください。

LitMotion.Animationパッケージ

Inspectorからアニメーションを作成するための機能を提供するLitMotion.Animationパッケージが追加されました。これはLitMotion本体とは別のパッケージとして提供され、プロジェクトに導入することで、ビジュアルエディタからアニメーションを作成するLitMotion Animationコンポーネントが利用可能になります。

詳細はLitMotion.Animationの項目を参照してください。

Sequence

複数のモーションを合成するSequenceの機能が追加されました。LSequence.Create()からBuilderを作成してモーションを追加できます。

LSequence.Create()
    .Append(LMotion.Create(-5f, 5f, 0.5f).BindToPositionX(target))
    .Append(LMotion.Create(0f, 5f, 0.5f).BindToPositionY(target))
    .Append(LMotion.Create(-2f, 2f, 1f).BindToPositionZ(target))
    .Run();

詳細はSequenceの項目を参照してください。

MotionHandle

MotionHandleに以下のプロパティ・メソッドが追加されました。

MotionHandle handle;

// methods
handle.Preserve();
handle.IsPlaying();
handle.TryComplete();
handle.TryCancel();

// readonly property
handle.Duration;
handle.TotalDuration;
handle.Loops;
handle.ComplatedLoops;
handle.Delay;

// property
handle.Time;

WithOnLoopComplete

各ループの完了時に呼び出される新たなコールバックが追加されました。これはWithOnLoopComplete()を用いて追加できます。

LMotion.Create(...)
    .WithOnLoopComplete(complatedLoops => { })
    .Bind(x => { })

LitMotion Debugger

v1のMotionTrackerウィンドウの代わりに、より強力な機能を備えたLitMotion Debuggerを追加しました。また、デバッグ用のAPIが追加されています。